急性リンパ性白血病

未来から過去へ 急性リンパ性白血病の疑問に答えてみた #1

急性リンパ性白血病について、過去の自分が疑問だったことを記事にしました。闘病中の方やその家族に役立てば幸いです。

Q1.予兆や初期症状はどうでしたか

私の場合は白血球(WBC)が1年くらい前から、少しずつ減って2000代になりました。一般的には10000以上に増えるイメージかもしれませんが、初期症状としては減る場合もあるようです。

ヘモグロビンと赤血球は基準値より少し低い貧血で、血小板は基準値より多いくらいでした。貧血はよくある症状で、血小板は減る場合が多いようです。血が止まらない事やあざが増えて気付く方が多いです。

Q2.治る病気ですか

100%に近い確率で治療できる薬は現在存在しません。ですが白血病の治療は日々進化しており、抗がん剤治療と骨髄移植により十分に完治を目指せる病気です。

怪しげな代替療法よりはよほど高い確率で治療できるので、病気になったらまずは標準治療が基本です。

Q3.急性リンパ性白血病の予後不良因子とは

診断時年齢 30歳以上
初診時の白血球数 B細胞系で30000以上、T細胞系で100000以上
予後不良染色体異常あり フィラデルフィア染色体が有名です。
治療反応性が悪い 初回の寛解導入療法で寛解しない場合です。

一般的に言われているのが上記です。いずれかに当てはまり高リスクとなる場合は、化学療法のみでは再発の可能性が高いので、医者からは骨髄移植を勧められます。

Q4.どういった治療経過を辿りますか

急性リンパ性白血病白血病 フィラデルフィア染色体陰性で30歳以上の場合標準治療としてはALL202-Oとなります。病院によってはHyper-CVAD/MA療法を選択する場合もあるようです。以下に私が辿ったALL202-O 骨髄移植適用の治療経過を書きます。初回で寛解に至るかや骨髄移植を選択するか等で治療経過は変わってきます。

入院後は寛解導入療法を行いました。血球が回復すると3日間一時退院となります。白血病の治療は入院と一時退院を治療終了まで繰り返すことになります。1回の入院は骨髄移植以外は4週間~6週間くらいです。

骨髄検査の結果、寛解したので2回目の入院でシタラビン大量療法という地固めを行いました。5日間の一時退院を挟んで3回目の入院でメソキソレート大量療法を行いました。

この時点でドナーが決まったので、1週間の一時退院を挟んで4回目の入院で骨髄移植を行い、80日弱で退院となりました。GVHDや感染に注意しながら、徐々に免疫抑制剤やステロイドを減らしていきます。通院は2週間に1回からはじめて、現在は4週間に1回です。症状により異なります。

骨髄移植なしを選んだ場合は、寛解導入療法~メソキソレート大量療法をもう一周繰り返します。終了後に維持療法(抗がん剤治療)を2年間程通院で受けるようです。骨髄移植を選択した場合は維持療法は行われません。

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